注文住宅で濃い夫婦の時間

家を建てると決定したのは、結婚式のなんと4か月前のことでした。つまり、最初は一戸建てを購入するなんて全く考えていなかったのです。しかし、夫が言ったのです。遅くなってから結婚する自分は、他の人よりも夫婦でいる時間は短いであろうと。だから、後悔しないように家庭用蓄電池のあるできるだけ素敵な生活ができるようにしたいと。切ない気持ちを感じながら、私もその意見に賛成しました。そこから慌てて家を建てることになったので、とても忙しい日々を送りました。設計はほとんど夫がやってくれました。

そして、良いハウスメーカーと出会い、何とか結婚に間に合わせて一戸建てを手に入れることができました。家族が増えた今も、なぜか皆リビングに集まることが多い我が家です。広くて窓が多いこの部屋は、できるだけ物を置かないように工夫していますので、とても広々。家族で体操することもできます。幸せそうにその姿を見ている夫を見ていると、私も嬉しく思うのです。白い壁に、子どものテストをからりと貼って、子どもの成長をゆっくりと眺めている私たち夫婦です。