すべてを決める難しさ

両親との同居を機に北本市の住宅地2世帯住宅を購入することになりました。
両親が内装等にこだわりがあったことや玄関とお風呂以外は別にする計画だったこともあり、注文住宅を選びました。また、車が3台止められることが条件だったので、敷地面積60坪以上の土地を探しました。小学生の子供がいたので、なるべくなら転校しないで済むようにと、学区内で土地を探しました。
首都圏では最近、30坪以下の土地に効率的な3階建てを建てることが多く、探していた地域でも、60坪前後の土地には2軒以上の建売住宅を造ることが多く、なかなか希望に合う土地が見つからず苦労しました。
注文住宅は、すべてが決められるということが嬉しい反面、責任が自分たちにかかってくるので大変でした。施工会社さんとのミーティングの回数は予想以上に多く、毎回子供を連れて、施工会社さんまで行くのが大変でした。家族の意見も割れたりして、最後のほうは少し投げやりになっていたような部分もあります。
図面では納得したものの、建築途中の現場を見に行くと、イメージが違うと思うことも多く、窓の大きさを変更したこともありました。
入居後も2年くらいは、一階の両親から「イメージ通りではなかった」などの愚痴を聞くことになり、注文住宅の難しさを知りました。今はそれなりに快適に暮らしていますが、やはり、理想と現実は違う部分も多いです。注文住宅にする場合、相当の知識と時間・忍耐が必要だと思います。